羽ばたき飛行の理論と実践


今から7、8年前。
ひょっとしたら10年ぐらいかも。
兎に角その位前に、ワンダーフェスティバルで購入したもの。
知ってる人は知ってる「絶対少年」というディーラーさんで見かけて、
その外見の何ともいえない味わいに思わず買ってしまった。


この後のハンドル(真鍮製)を回すと、両方の翼が上下に運動する。
何の事は無い、ただそれだけのシロモノなんである。


これがその仕組み。
ハンドルに使われてる真鍮線がそのままクランクになっており、
その上下によって、真鍮線で繋がれた両側の羽根が連動して動くというもの。


前から見るとこんな感じ。
この灰色の歯車もクルクルと動く。歯車はプラスティック製。
この前面のパーツと、上の写真の後面のパーツ、
金属光沢があるが、実はウレタン樹脂である。
塗装によって古びた金属のような雰囲気を出しているのだ。


羽根を下げるとこんな感じです。
因みに羽根はウチワで出来ているそうな。


実はこれを買ったのにはもう一つわけがありまして、
その「絶対少年」さんの商品の中ではこれがずば抜けて安かったのです。
正確な値段は忘れましたけど。
理由を聞いてみると、
「これはまだ試作品みたいなもので、価格もお試し価格なんです。」
との事。
確かにブースの中でコレだけ(確か二つ、三つ並んでました)他の造形物と比べると
かなりガジェットライクで異彩を放っているようにも思いました。
パーツも流用物が多いし、以降そこではこういうカラーの造形物は見かけませんから
本当に試作品、作ってみた、という感じのものだったのかもしれません。

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