轟々合体シリーズ04 ゴーゴークレーン
王様:第二次発売分のもう一方、ゴーゴークレーンです。
    さあ! 早速見て行きましょう!!

スティンガー:お、王様張り切ってますな。

王様:早くしないとジェットが発売されちゃってまた泥沼化しそうな
    んでね。

コーエン:切羽詰まってますなぁ。

王様:それはまあ置いといて。
    今回もディティール、塗装とも手堅く纏まっております。デジ
    カメの都合で暗くなってますけど、実際にはもう少し明るめ
    の色味になってます。
王様:大きさ比較です。ミキサーより大きいですね。


コーエン:長さは兎も角として、高さ低いなぁ。


王様:まあこれもある意味のコンパクトだね。こいつもタイヤ型の
    ビークルで勿論コロガシ走行可能。特に負荷も無いので
    スムーズに走ります。
王様:モチーフがクレーン車なので、これも出来なきゃウソだろというギミック
    アームの伸縮です。伸縮は一段階で、基部の角度調節でここまでの
    高さになります。


スティンガー:アームのシリンダーも一応連動してるんですな。


王様:動きそのものは僅かだけどね。
    アームの基部はクリックが入っているので時間が経っても簡単には
    ヘタらないでしょう。


コーエン:クリックと言ってもたった二段階ではないですか。


王様:無いよりマシだろ? それにこういう玩具の場合求められてるのは全
    か無かだからそんなもんで良いんだって。
王様:フック部分は基部とヒモで繋がっています。一杯伸ばして左の画像ぐらい。また基部にはクリックの入ったウインチになっていてヒモを巻き取る事が
    出来ます。
コーエン:結構伸びますな。地面まで届いてますぞ。
王様:とは言うモノのアーム部分の伸長がこんなもんだからこれを使っての遊びは限られて来そうな気がするね。
    因みにフック部分はアームの先端にハメコミ固定出来るので、格納時にヒモが緩んでフックがプラプラ動く、などという事はありません。
スティンガー:その辺りは嬉しい配慮ですな。特にコレの場合フック部分が大きいですから。
王様:フック部分は取り外す事も出来ます。とは言ってもこれはまあ合体
    の都合というヤツですけど。


コーエン:外した下にも小さいフックが付いてるんですな。


王様:外した後の画ヅラが不自然にならないようにって配慮かな?
    あと一つ残念なのは大小どちらのフックも全く可動部分が無い事
    ですね。特に大きい方のフックがそれらしいモールドも有ることだ
    し、爪が可動して物を掴めたりすると良かったんですけどね。


スティンガー:いや、やはりツメは無可動で良かったのでしょう。カクカク
         動いてしまうと変形時に決まらなかったりしますからね。
王様:これは進歩したポイント。
    ショベルと同じく機体側面にアウトリガーが装備されてるんです。


スティンガー:お、ポリのムクじゃありませんね。本体と同じ素材で、しか
         もシルバーで塗装されているではないですか。


コーエン:肉抜き穴もないですな。これで前から見てもみっともなくない。


王様:加えて言うと基部にバネが入って”パチン”という感じで展開・格
    納が出来るようになった。こういう変更は嬉しいね。
ダイボウケンクレーン
王様:さてコイツも合体準備が必要です。
    まずクレーン基部を180°回転させ、車体前部を90°折り曲げます。



コーエン:内容的にはミキサーと同じですな。



王様:そうだね。で、ミキサーと同じく左腕装備なので本体側はマリンダイバーを格納する
    といういつもの段取りがあるわけですが、やはり同じなんで割愛しますね。



スティンガー:ミキサーに比べて何だかゴツッとした印象ですねぇ。



王様:ミキサーの時はドラム部分と折り曲げた車体前部との間にスペースがあったけど、
    これの場合前部とクレーン基部が密着してるから随分と詰まった印象があるね。
王様:というわけで轟轟武装! クレーン・パワーオン!!



コーエン:おお、これはゴツい。



スティンガー:今までで一番ボリュームが上がったように感じるねぇ。



王様:車体とクレーン基部が密着してるのでミキサーと違って”腕と
    して太く見える”のと、肩の張り出しの大きさそういう印象を与
    えるんじゃないかな。加えてアームの先端が一回り大きなフ
    ックになってるのもアクセントになってるし。
    惜しむらくはもう少しクレーンが本体に密着していれば良かっ
    たんだけど。ミキサーの時と違って腕を構成するパーツ個々
    が詰まっているだけに一寸浮いてるように見えちゃうんだよ
    ね。
王様:因みに合体した状態で腕を伸ばすとこんな感じに。

コーエン:なんか孫の手みたいですなぁ。

スティンガー:アームの伸長部分が細いせいか力なく見えますな。

王様:因みに必殺技は自在にフックを飛ばしての変則パンチ技、
    ”ワイヤーフックパンチ”。

コーエン:なるほど、普通にパンチと見せかけてアームを延ばし、
      更にワイヤー付きフックを飛ばして相手を攻撃する、と。

王様:意表を突けば良いってモンじゃないと思うけどなぁ(笑)。
王様:公式ホームページの画像っぽく。


スティンガー:これももっと本編中で活かして欲しいビークルでは
        ないですかね?


王様:そうだね。なんか設定では5000tまで起重出来て遺跡ご
    とプレシャスを持ち上げて安全な所へ移動させたりするそ
    うな。そういう活躍も見てみたいね。


コーエン:何とも豪快ですなぁ。フックのワイヤーを右手で掴んで
      いるという事はこのまま振り回すんでしょうか。


王様:そうだね、ガンダムハンマーみたいだ。


スティンガー:宍戸某もビックリですな。
ダイボウケンドリルクレーン
王様:更に轟轟武装! ドリル・ミキサー・パワーオン!!


コーエン:これは結構バランス良い形態ですな。


スティンガー:左右の腕の幅・長さが上手く釣り合い取れているみたいだ
         ねぇ。


王様:ミキサー・クレーンと来てようやく轟轟武装にも味わいが出てきた
    感じがするね。
    この形態はとても大振りな上にドリル・クレーンともに厚みがある
    ので他の形態よりも一段とゴツい感じがするんじゃないかな?
    クレーンはシルエットの面白さという点ではミキサーに劣るけど、
    ボリューム感で勝っていると思う。
王様:必殺技はクレーンで敵を吊し上げてドリルでブチ抜く”リストア
    ップストライク”。



コーエン:いや写真、もう少し何とかならなかったのですか?



スティンガー:なんかヤル気の無いわかさぎ釣りみたいになってますぞ。



王様:いやぁ、上でも言ったけどコイツ、シルエットはさほど面白くない上
    にワイヤーといっても所詮はタダのヒモでしょ? だから中々カッ
    コイイポーズが決まらなくてさぁ。だったらもうイイかな〜ってね。
王様:というわけでゴーゴークレーンでした〜。
スティンガー:ミキサーともども、中々良かったのではないですか?
王様:まああくまで比較論だけどね。前弾の二台よりはずっと良い物になってるね。特に合体する
    際に変形があるのが良かった。やっぱそのままくっついて終わりは味が無いから。
コーエン:兎にも角にもこれでビークルは追いついたわけですな。
王様:残すは9機合体だ!!

ゴーゴーミキサー

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